コピー機の契約でリース審査に不安があるなら、
リースに強い代理店でコピー機を契約するのがおすすめ

2020年から本格化した新型コロナ禍の影響により、世界的に経済の先行きが不透明になったことで、日本でも長期の契約を見合わせる動きが目立ちました。

5年以上の長期契約となるコピー機のリース契約についても、リース会社の都合から契約を見合わせたり、すでに契約を結んだ事業者が支払いを猶予してもらったりしたケースが見られました。

新型コロナウイルスの予防策が、次第に社会に浸透していくにつれて、OA機器業界の動きは平静を取り戻しつつあります。
しかし、リース契約に慎重な姿勢を見せるリース会社も増え、リース審査に不安を感じている事業者も少なくありません。

このような状況の中で、安心してコピー機のリース契約を結びたいのであれば、よりリース契約に強い代理店を選ぶことが必要です。
この記事では、新型コロナ禍におけるコピー機リース事情を踏まえつつ、リースに強い代理店の選び方についてお伝えします。

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新型コロナ禍で露見した、コピー機リースの厳しい一面

新型コロナ禍で収入が減少したり途絶えたりしたことにより、先立つものがなくリース契約を結べなかった事業者は多いでしょう。
しかし、十分なお金や実績があっても、リース契約を結べなかった例は少なくありません。

パンデミックにより、リース契約の傾向にも変化が見られるようになりました。
以下に、新型コロナ禍で露見した、コピー機リースの厳しい一面について解説します。

契約に際して立地が問題となった新型コロナ禍

厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染予防として「三密」を避けることを啓発しています。
具体的には、換気の悪い密閉空間・多数が集まる密集場所・間近で会話や発生をする密接場面が該当します。

これの一部もしくはすべてがそろっている環境の一つとして、たくさんの人が集まりやすい繁華街・歓楽街があげられ、飲食店や居酒屋などは、感染防止のため自粛の対象となりました。

それだけにとどまらず、繁華街・歓楽街に構えられたオフィスであるという理由から、経営リスクを考慮してリース契約が結べなかったという例も存在しています。

リース契約を結ぶにあたり、事業内容ではなく立地が特に問題となった例は、日本の歴史の中でも珍しい部類に入ることでしょう。
ウイルスの影響が弱まるにつれて、立地をリスク要因とする傾向もまた弱まるものと推察されますが、今後の展開には注意が必要です。

今後の見通しが立たない状況では、審査そのものができない

2020年前半は、新型コロナウイルスのまん延を防ぐため、日本でも緊急事態宣言が発出されました。
特にひどかったのは3月から5月の間と言われており、多くのリース会社においてリース契約そのものが止まるような状況で、事態の深刻さがうかがえます。

審査を通す前の段階で納品を完了させてしまったために、後々審査が通らなくなって返品や現金払いを顧客に求めるような代理店も、少数ではありますが存在していたようです。
今後の見通しが立たない状況に置かれたことで、OA機器業界も大きな混乱の中、厳しい舵取りを要求されたと言えるでしょう。

ウイルスの性質・特徴が分かってきて、感染リスクをどう減らせるのか具体的な方法が認知されてからは、次第に状況は改善へと向かっています。
しかし、爆発的に感染が広まれば、再び審査ができない状況に追い込まれるおそれもあります。

厳しい状況でもメリットはある

たとえどんなに厳しい環境下でも、契約者が信頼に値すると判断されれば、リース会社との契約自体は問題なく行えるでしょう。
ただ、5年契約を結んだとして、期間満了まで経営を続けられるかどうかは、事業者側にもリース会社側にも確かなことは分かりません。

リース契約には中途解約という選択肢が基本的に存在しないため、契約者は長い期間を返済に充てなければなりません。
先行きが見えない中で、返済を滞らせてしまうくらいなら、リース契約など結ばなくてもいいと考える事業者も少なくありません。

一方で、今はお金に余裕はそれほどないものの、コロナ禍で生まれた新しいビジネスチャンスを逃したくないと考え、事業拡大を視野に入れてコピー機・複合機を導入する決断をする人もいるでしょう。

どちらが正解とは言い切れませんが、明るい未来をイメージできる材料があるなら、初期投資を抑えられるリース契約は決してハイリスクな選択肢ではありません。

「リースに強い代理店」の特徴とは

コロナ禍でリース契約を結ぼうと考えているなら、いかなる場面でも顧客の立場を尊重し、有利な形で契約を結んでくれるような代理店との関係構築が大切です。
いわゆる「リースに強い代理店」を探すことで、審査の厳しさやリース後の不安をやわらげることにつながります。

ただ、一口にリースに強い代理店といっても、具体的には強いと判断されるポイントがいくつかあるものです。
以下にあげるすべての要素を兼ね備えた代理店が理想ではありますが、複数該当するだけでも評価は高いものと考えてよいでしょう。

リース会社の傾向が分かる

リース会社は、それぞれで審査の傾向があり、どういった顧客をどのように見ているのかが異なります。
開業したばかりの事業者を比較的優遇しているケースもあれば、法人情報・業種に関する情報を重視しているケースもあり、リース会社全体で共通の審査基準が明確に設けられているわけではありません。

そのため、事業者側のキャラクターや実績から、どのリース会社の審査を通せば早いのか判断できる代理店は、少なくとも審査の面では信用できます。
もちろん、明らかに黒のケースを白にすることは難しいですが、審査基準を考慮して問題ないと判断するリース会社とやり取りできるなら、審査に自信がない人も心強いでしょう。

ただ、いくらOKをくれたリース会社であっても、条件があまりにも悪ければ、事業者側が契約後につらい思いをすることは明白です。
そのため、数多くのリース会社とつながりを持っていることは前提で、料金やアフターケア・契約のスピード感が磨かれている代理店を探す必要があります。

リース料やカウンター保守料金が安い

コピー機は大きな買い物のため、資金が潤沢とは言えない事業者にとって、一括払いはあまり魅力的に感じられないものです。
そこで、高額の支払いを避けつつコピー機を導入するための方法として、リース契約は長年にわたり多くの会社で用いられてきました。

リース契約を事業者が選ぶ大きな理由の一つは、やはり毎月のランニングコストの安さが挙げられます。
一括払いで100万円以上するような機種が月々1万円前後からリースできるとなると、誰もが魅力を感じることでしょう。

また、代理店の中でも、リース会社・メーカーとの強い信頼関係を構築している代理店であれば、金額的により有利な条件で契約を結ぶことも可能です。

そのような点から考えると、リース料・カウンター料金を安く抑えて契約を結べる代理店は、リースに強い代理店の一種として考えられます。

事業を継続するにあたって、現金を残しておけるのは大きなメリットに数えられますから、自社で必要な機能を備えたコピー機が相場よりも安いプランでリースできるなら、その代理店は契約候補にリストアップしておくことをおすすめします。

予算を念頭に代理店を選ぶ際の注意点としては、開業して年数が少ない・素性のはっきりしない代理店を避けることがあげられます。
コピー機リースを始めて間もない代理店の中には、そもそも代理店業を5年・10年と続ける覚悟がなく、契約者や同業者から見て信用に欠けるところも少なくありません。

実績のない代理店が安いプランを提案する裏には、多少の無理が隠れている可能性があります。
予算第一で検討することは悪い選択肢ではありませんが、契約時は他の要素も検討した上で決めましょう。

サポート体制が手厚い

コピー機のリース契約は、契約を結ぶ前に契約書をしっかり確認することが大切です。
いくらランニングコストが安くても、それだけでは不十分だからです。

特に気を付けたいのが、コピー機に何らかの不調が生じた際の対応が充実しているかどうかです。
もともとコピー機は法定耐用年数が5年となっていて、部品等も5年もつことを目安に開発・製造されていますから、早い個体では3年目あたりから不調が目立つようになります。

不調が発生した時、自力で対応できるスタッフが社内にいる会社は少数派で、大抵の会社はリース契約にもとづいてサービスマンに修理・調整を依頼します。
この時、大きく分けてサービスマンはメーカーもしくは代理店から派遣されますが、代理店がメンテナンスを担当する場合、腕にムラがあるケースは珍しくありません。

一方で、代理店がメンテナンスを担当する場合、メーカーメンテナンスではできない細やかな気配りをしてもらえたり、本来はサービス範囲外のことも柔軟な対応が期待できたりして、総じて見ると得をする場合があります。

契約する側としては、見極めが難しい部分こそあるものの、リース契約の満足度を高めるべく企業努力を行っている代理店を選びたいところです。

なお、代理店の中には研修体制を充実させて、技能コンテストで賞をもらうレベルのサービスマンを育成しているところもあります。
社内研修とメーカー研修を済ませた後で現場に出す代理店もありますから、リース契約後のことを考えるなら、目先の値段よりもアフターサポートを重視して代理店を選びましょう。

対応がスピーディー

現在自社にメインのコピー機があって、オフィス増設や営業所開設などの事情からサブ機を用意したいような場合は、できるだけ早く都合をつけてくれるところを探したいと考えるでしょう。

ただ、リース契約は長丁場の契約ですから、直接機種を購入するのとは違い、審査も含め契約には時間がかかるものです。
そのような中、見積もりを即日で出してくれる・審査を通しやすいプランを考えてくれる代理店がいると、依頼する側としては心強いものです。

また、万一審査に通らなかった場合でも、レンタルなど別の手段を用意してくれていると、事業者側としてはその後のプランを考えやすくなります。

ただ、契約のスピーディーさは諸刃の剣で、素性がしっかりしていない代理店を選んでしまうと、かえって契約したことを後悔してしまうような結果につながるおそれがあります。

早期見積もり・早期契約などで料金が安くなるプランを用意しているところは、念のため公式サイトで会社概要を調べた後、できれば口コミなどをチェックすることをおすすめします。

対応の速さが魅力的だと感じた代理店に出会った時は、サービス内容もチェックした上で、契約するかどうかを判断したいところです。

おわりに

リースに強い代理店の特徴をまとめると、情報量・費用プラン・アフターケア・対応力の4点が、代理店の能力を見定める大きなポイントと言えます。
一つに秀でているだけでも十分に魅力的ではあるのですが、費用やスピード感だけに注目してしまうと、後々トラブルが起こった時に後悔する可能性があります。

審査を通しやすくすることと、料金が安いこと・対応がスピーディーなこととはまた別問題であり、リース審査の不安を解消するためには、遠回りに見えても総合的に見て信頼できる代理店かどうかをチェックしなければなりません。
契約期間の長さだけにとらわれず、契約後のことまで考えて代理店を選ぶのが、安心してリース契約を結ぶコツです。

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