やはりコピー機と言えは富士ゼロックス
業界パイオニアだからこその機能と価格の特徴

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  • 2018.11.28

ゼロックスは、コピー機・複合機の元となった、普通紙複写機を初めて本格的に商品化した会社です。
世界における複合機市場のパイオニアであり、老舗でもあります。

今は世界にとどろく日本企業のキヤノンも、かつてはゼロックスの技術を追いかけていたのです。
今回は、複合機を語るうえでは外せない、ゼロックス製のコピー機・複合機についてご紹介していきたいと思います。

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ゼロックスは「複写」という概念を商品化した会社

ゼロックスは、世界で初めて複写という概念を商品化した会社です。
写真などをそのまま瞬時に写し取る技術は、ゼロックスが発表するまでは広く世に出回っていませんでした。

ここから、地球上におけるコピー機・複合機の歴史が始まったと言っても過言ではないでしょう。

技術を生み出したのは、アメリカに住む一人の男性

複写技術を世界で初めて成功させたのは「チェスター・フロイド・カールソン」という方です。
本業のかたわら、暗くなった自宅で印刷・写真の複写技術について調査・研究を続け、複写実験を世界で初めて成功させました。

現代ではFAX・スキャナ・パソコン連携などといった多機能性を実現している複合機も、すべてはこの技術なくしては存在しませんでした。

複写技術「ゼログラフィー」を公表

やがてこの技術はアメリカのゼロックス社(当時はハロイド社)に買い取られ、実用性のある製品とするために開発が進められていきます。
複写技術の元となったこの技術はゼログラフィーと呼ばれ、1948年に世界に向けて公表されました。

液体を使わずに印刷をする技術であったことから、ギリシャ語で「乾式」を意味するゼロスにちなんだ名称となっています。

1959年に完成した小型複写機「Xerox 914」は瞬く間に売れ、発売から3年後に売上が1億ドルを超えます。
その結果は、1961年に社名がゼロックスコーポレーションに変更されるほどのインパクトを与えたのです。

日本にもゼロックス旋風がやって来た

日本にゼロックスがやって来たのは1962年のこと。
富士写真フィルム株式会社とゼロックス社との合弁会社として成立した富士ゼロックス株式会社が、日本に複写機を持ち込んだのが始まりです。

コピーという概念自体が日本ではまだ薄く、導入された当初はコピーをとることを「ゼロックスする」と言う人もいたほどの時代でした。
ゼロックスの複写機は高級品の一つで、導入できる企業は官公庁・大企業に限られていました。

現代でも、高品質・高価格のメーカーというイメージを持つ方は多く、実際価格帯も他メーカーより一段上です。
しかしその分、全体的にサポートも手厚く、ハズレが少ないという印象を受けます。

ゼロックス製の複合機は、金額に見合った性能を持つ

ゼロックス製の複合機は、大手企業などが発注することが多く、ブランド製品としても強い人気を集めています。

そのほか、印刷物の品質を重視するデザイン系の会社でも導入例が多いという特徴があります。
やはり、複合機の元祖となる技術を生み出した会社であることから、その信頼性は高いと言えそうです。

ハイグレード・ハイバランスは諸刃の剣

ゼロックス製の複合機は、一つひとつの機能もさることながら、全体的なバランスにおいても偏りがありません。
そのため、操作性や印刷速度・品質などの平均点が非常に高いというメリットがあります。

しかし、その分必要とする会社や業種は限られており、場合によってはオーバースペックになってしまうことから、万人におすすめできるとは限りません。

よって、仮にリース会社や代理店からゼロックス製の複合機を勧められた場合、事業規模や用途については見積もりを鵜呑みにしない方がよいでしょう。

速さと品質のバランスは言うこと無し

納得してゼロックス製複合機を導入することを考えた場合、多くのユーザーはその機能性に十分満足することでしょう。
最新モデルであれば先端技術は一通り揃っており、タッチパネルの操作性にフリックが使えるなど、アイコン・フォントを意識した使い勝手が備わっています。

最高スペックの機種であれば、分速70枚という驚異的な印刷枚数を実現しており、ファーストコピータイムもモノクロ3.3秒・カラー4.1秒という数字です。
ストレスなく大量に印刷できますから、誰が使っていても不満を感じることはないでしょう。

また、キヤノン同様画質の高さ・カラーの再現度についても高い評価を受けており、1,200×2,400dpiという、もはや人間の目では違いに気付けないレベルでの解像度です。
会議資料などの内部資料だけでなく、一枚刷りの広告でも十分通用するグラフィックスを印刷できます。

これだけのハイクオリティをバランスよく兼ね備えているのは、やはり本家ならではと言えます。

「一つ先」を行く機能も

最高レベルの機能に加え、他メーカーの一つ先を行く機能も備わっています。
地味な機能ではありますが、オプションで角度調整が可能となるパネルを取り付けることができ、利用すれば操作性が向上します。

また、印刷が終了すると青い光や音などで、プリントが完了したことを知らせてくれます。

用紙をトレイに入れる際は、時々力が必要になる場面がありますが、軽い力で静かにセットできるよう工夫されています。
また、複合機の操作をスマートフォンから指示することも可能です。

電力消費・CO2削減につながる機能もあり、複合機がもっとも電力を消費する「定着装置(トナーをコピー用紙に圧着させる装置)」の予熱時間を短縮させることに成功しています。

一般的なオフィスユースに留まらず、より細やかな機能を持っているゼロックス製の複合機は、さすが大手向けと言えるかもしれません。

コスト面では唯我独尊を突き進むゼロックス

このように、全体的に弱点がないと思われるゼロックス製複合機ですが、ユーザーにとってネックとなるのはやはり「コスト」です。
高品質だからと言って必ずしもゼロックス製が歓迎されないのは、その本体料金の高さです。

ゼロックス製の複合機には、高いコストを支払うだけの価値があるメリットはあるのでしょうか。

まずは価格帯を確認しよう

ゼロックス製の複合機が他メーカーの相場よりも高めに設定されているという話は本当なのでしょうか。
結論から言えば、モデルによるという結論になります。

印刷速度が分速30~35枚のモデルを比べたところ、東芝製のモデルが1,000,000円前後なのに対し、ゼロックス製は1,500,000円を超えるものもあれば、900,000円程度の金額になるものもあります。
よって、一概にゼロックス製が高いとは言い切れないようです。

ただし、安価なモデルよりも安い京セラ製やOKI製を選ぶユーザーも一定数存在しており、価格帯だけで選ぶならゼロックスという選択肢は選びにくいでしょう。

使いやすさ・故障のしにくさではどうか

コピー機・複合機を選ぶ際に必要になってくるのは、単純に複合機自体の価格だけではありません。
その複合機が持つ機能とユーザーとのマッチングがとれているかどうかも、長い目で見ると重要になってきます。

例えばタッチパネルの有用性について言えば、これを使いやすいと感じるか使いにくいと感じるかは、正直なところ使う人の姓別・年齢・適性などによって異なります。
長く使うことを想定すれば、自ずとスマホに慣れ親しんでいる世代が増えますが、あまり年齢層に変化がない環境であれば複合機の質にはあえてこだわらないという選択肢もあります。

故障のしにくさについては、ゼロックスはさすが大手の貫禄を見せています。
紙詰まりの頻度が増える時期が、概ね法定耐用年数を迎える5年目となっていることなど、故障の頻度が少ない点は大きなアピールポイントとなるでしょう。

サポート面も基本的な水準は満たしている

購入後のアフターサポートがどれだけ充実しているのかという点も、導入を後押しする決め手の一つとなります。
故障時の対応はスピーディーという評価が多く、少なくとも連絡がつかない状態が長く続くということはまずありません。
ただし、一部地方では時間がかかるという場合もあります。

サービスマンの技術には個人差があり、やはり10人が10人同じように対応できるかと言えば、必ずしもそうではないようです。
良い評価と悪い評価の差が激しいことから、ユーザー側がサービスマンにかける期待がそもそも大きいという可能性もあるでしょう。

電話対応・担当者の態度などは概ね良好ですが、一部声が小さかったり、一見してお客様の前に出るような服装ではなかったりという評価も聞くことがありました。
とはいえ、あくまでも少数意見ですから、基本的にはメーカー全体の平均点以上には達しているものと考えられます。

かなり使える!ゼロックス製のオフィスソフト「DocuWorks」

ゼロックスユーザーの間で特に評価が高かったのが、ゼロックス製の電子書類管理ソフトである「DocuWorks」になります。
一言で言えばPDFと似たようなものですが、使い勝手がPDFに比べて段違いで良いという評価が多いのです。

これはゼロックス製の複合機と連携して使えるソフトウェアのため、複合機というジャンルとは違いますが、特筆すべきメリットと言えるでしょう。
以下に、詳細をご紹介します。

業務効率化に役立つ機能が満載で、操作が簡単

DocuWorksの大きなメリットは、業務効率化に役立つ機能が数多く含まれ、しかも簡単に使えることです。
DocuWorks自体で文章を作成することもできますし、それを束ねたりばらしたり、付箋などと一緒にしたり、Wordのようなことができます。

そのほか、電子署名・暗号化なども行えるという優れものです。
Microsoft Word、Excel、PowerPointなど、Office系アプリケーションの種類を気にせずにデータを一元管理でき、PDF以外のフォーマットにも対応しています。

普段多用するソフトウェアとの互換性があるのは、使い手にとって非常に助かります。

PDFデータをいじっていると、ときどきその重さにイライラすることがあります。
しかし、DocuWorksを使う場合は非常に軽く操作でき、ページをめくる・拡大・縮小などの動作がスムーズに行えるのです。

手書きのニュアンスを文章に残せる

DocuWorksでは、文章印刷後に手で行うような作業を画面上で行えます。
サイン・マーカー・消しゴム・枠・付箋……。
手書きでは一度やってしまうと取り返しがつかないものもありますが、PC上で操作する限りはいくらでも修正可能です。

紙とPCのいいとこ取りができるソフトと言えます。

複数の異なるデータを「印刷データ」としてひとまとめにできる

おそらく、DocuWorksのもっとも優秀な機能の一つと言ってよいでしょう。
DocuWorksデータには、他の規格のファイルを付け加え、一つの印刷用データとして管理できるという機能があります。

基本的に、資料の一括管理はデータの規格が一つでも違うと横断的にできないため、一つひとつフォルダ分けするなどして管理する必要があり、この手間が省けるだけでもオフィスワーカーにとっては嬉しいはずです。

この記事のまとめ

コピー機・複合機の概念そのものを発表・販売したゼロックスは、今なお複合機の世界においてトップクラスの信頼を得ています。
しかしその分モデルの価格設定も高めで、大手企業・官公庁をターゲットとしていた流れは変わりません。

ただ、現代の複合機市場においてはメーカーにより大きな違いが生まれることは少なく、最終的には費用対効果を考えて機種を選びさえすれば、オーバースペックもしくは機能不足になることはないでしょう。
よって、ゼロックスの高性能が自社にとって必要かどうか、逆にシビアな目で見るのが賢明です。

ゼロックスをリース担当者にすすめられたときは、自社が評価されていると思う前に、まずは見積もりを確認した方が良さそうです。
自社の用途・事業規模に合致したモデルかどうかを、じっくり見極めてくださいね。

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