実はコンビニコピー機の多くを手掛けるほど
総合家電メーカーのシャープのコピー機について

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  • 2018.11.28

シャープと聞くと「液晶」を思い浮かべる方も多いと思います。
少し前には買収などで騒がれた記憶もありますが、古くは一世を風靡した「ゲームボーイ」の液晶を任天堂と共同開発していたことで有名です。

コピー機がまだ複写機と呼ばれていた頃、1973年10月の大阪ビジネスショーで、シャープ製の複写機が発表されています。
古くからコピー機・複合機の製作に取り組んできたシャープですが、その機器にはどのような特徴があるのでしょうか。

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シャープはいわば「総合家電メーカー」である事が強み

複合機業界では、比較的大手とされているシャープですが、オフィス機器に特化したメーカーではありません。
冒頭でご紹介したゲームボーイなどのゲーム機だけでなく、冷蔵庫や電卓など、幅広い家電を手掛ける家電メーカーです。

家庭やオフィスで、シャープ製の家電製品を使っているという方も多いはずです。
シャープのコピー機の特徴を紹介するにあたって、この点が実は避けて通れないポイントでもあり強みになります。

家電製造におけるノウハウが応用されている

シャープは総合電機メーカーであることから、スマートフォン「AQUOS」やパソコンの「メビウス」シリーズ、プラズマクラスター付き冷蔵庫など、ユーザーのニーズをとらえた幅広い商品を世に送り出していることで有名です。

家庭で使われる家電たちは、家族の使い勝手を考え抜いて製造されていることから、その心遣いはコピー機・複合機にも活かされています。

タッチパネル一つとっても、その操作性の高さは群を抜いています。
比較的新しい機種の中には、タッチパネルは10.1インチという大型パネルを搭載しているものもあり、その分アイコンも大きく分かりやすくなっています。

オフィスユースの場合、内勤者と外勤者とでコピー機・複合機を取り扱うスキルに差が生じてしまうため、できる限り万人にとって扱いやすい構造になっているのは、大きなメリットと言えるでしょう。

スマホ慣れしている方であれば、タップ・スライド・フリックによる捜査が可能で、スマホの製造技術が活用されています。
モデルによっては画面のカスタマイズも可能となり、ドラッグ&ドロップの操作でアイコンの位置を調整できる点も魅力です。

社内で使用頻度の多い機能を、分かりやすい場所に配置できます。

印刷機能もしっかり考えられている

シャープ製のモデルでは、ページ削除・ページ順の入れ替えなども、直観的に行えるようになっています。
一つひとつボタンを探すよりも分かりやすいレイアウトになっているため、スマホの操作に慣れていれば使いやすいかもしれません。

連続複写速度も速く、分速でモノクロ65枚を実現しているモデルもあります。
同じモデルでは、読み取りについても両面なら倍以上の速さを実現でき、大手企業でも十分使用に堪えうる仕様となっています。

本来、人間の目で追える解像度は300~600dpiと言われていますが、シャープ製のコピー機・複合機ではその倍の1200×1200dpiを実現している機種が存在します。
また、ページ間の色のバラつきを抑える「高濃度/中間プロセス制御」も搭載されており、専用のセンサーが備わっています。

シャープのこだわりはこれだけに留まらず、独自開発したトナーによって、印刷物の色の再現性を増しています。
業務用複合機による印刷物はくっきりとした出来栄えが特徴ですが、グラデーションのような繊細な表現も出力できる実力があるのです。

オールマイティな性能を持つモデルが多い

シャープは例えばAppleのように、とがった印象を与えるようなメーカーではありません。
逆に、いつも大衆の方を向いているメーカーです。

そのため、極端な特徴を持つモデルよりは、オールマイティな性能を持つモデルの方が目立ちます。
といっても、現代ではコピー機・複合機の技術はある程度の位置までたどり着いており、メーカーによって性能・機能に大差がついているような状況ではありません。

ただ、当初から同じ方向を向いているという意味では、シャープに軍配が上がるでしょう。

シャープ製のメリットは「コスパ」にある

家電メーカーの一つとして日本でシェア争いを続けてきたシャープが磨いたのは「コスト感覚」でした。
できるだけ低コストで、できるだけ長く使える機種を用意するために、シャープは技術を磨いてきたのです。

家電は長年競争にさらされてきた

シャープに限らず、家電大手企業は長年競争にさらされてきました。
高度経済成長時代に続くと思われてきた家電への需要は国内で薄れ、海外進出を試み世界市場で高い技術が評価されるも、現代では韓国・中国などの後発者に追い抜かれているという現状があります。

多機能化・高品質・安価という条件を追い求めた結果、必ずしも高品質である必要はないと考えるユーザーが増え、海外製の家電に日本国内のユーザーもシフトしてしまいました。

シャープもまた例外ではなく、2016年に台湾の鴻海精密工業の傘下に入ることとなりました。
日本が「メイドインジャパン」のブランドで世界を席巻する時代は終わりを告げ、シャープもまた時代の変遷に巻き込まれていったのです。

しかし、幸か不幸かコピー機・複合機事業においては盤石の体制を築いていたことから、事業単位では優秀な成績をおさめています。

価格戦略による低コストを実現

シャープはリコーなどの大手企業に比べるとシェアはそれほど大きくないことから、価格競争に強いというメリットがあります。
特に、本体価格の安さには定評があり、新品はもちろんのこと、保守サービス期限が切れた中古品であれば、5万円を切る値段で販売されていることもあります。

海外にも強固な販売網を築いていることから、販売店は大きな値引き率で卸値をつけるという特徴を持っています。
そのためか、コピー機・複合機事業の成績は上々で、黒字経営を続けているのです。

しかし、ペーパーレス化が世界的に進んでいることや、親会社である鴻海にはコピー機・複合機事業が存在していないなどの理由から、将来的に事業売却を検討しているという動きもあります。

別のメーカーに事業が売却された場合、今後どのような展開となるのかについては、まだ不透明な部分があるのは否めません。

実際のところ、価格帯の面ではどうなのか

他のメーカーと比べて、価格帯としてはどれほど安いのでしょうか。
あくまでも一例ですが、印刷速度が分速35~36枚のモデルで、A3カラーまでの印刷が可能な機種を比べてみると、ゼロックス製のモデルに比べて500,000円近く価格が安くなるケースもあるようです。

ただ、シャープだけが一概に安いというわけではなく、その他のメーカーも一般価格としてはシャープと同等のラインに落ち着いていることから、卸値の段階でディスカウントができる強みがあるものと推察されます。

それはカウンター料金も同様で、シャープはカウンター保守料金の相場観があまり表に出ていないことから、一般的な相場よりも安くできる可能性は十分あります。

シャープ製の複合機における、そのほかのメリット・デメリット

金額の面以外では、シャープ製のコピー機・複合機にはどのようなメリット・デメリットが秘められているのでしょうか。
以下に詳細をご紹介します。

ユーザーが求めている「耐久性」を実現している

家電メーカーならではの技術により、万人受けする操作性の高さを実現しているシャープ製のコピー機・複合機ですが、実は耐久性にも優れています。
「コンビニ用のコピー機・複合機」のシェアにおいて、実はシャープは6割というデータもあるほどです。

コンビニでコピー機のないところを想像するのは難しいほど、今ではコンビニにコピー機があるというのは、各店舗全てにあると言っても良いほどに普及しています。

そして、本体が入り口のすぐ近くに配置されている店舗も多くあります。
これは、実は精密機械であるコピー機・複合機の特性を考えてみると、ありえない配置でもあるのです。

基本的にコピー機・複合機というのは、湿度・温度の差異が激しくない環境に置かれていた方が、故障のリスクは少なくなります。
その逆であれば、自ずと故障や不具合が起こる確率は高くなるのです。

つまり、夏場の温度変化や雨・雪などが入ってくる扉近くにコピー機・複合機が配置されているコンビニは、精密機械にとってNGというわけです。

それにもかかわらず、コンビニのコピー機・複合機は目立った不具合もなく、毎日コンビニのお客さんのために忙しく対応しています。
もちろん、一般企業などのオフィスユースで使うほどの印刷枚数ではありませんから、そのあたりも寿命を延ばしている一因と言えなくもありません。

もちろんコンビニだけでなく、場所を取らないデザインに加え、印刷時の動作音も静かなことから、オフィスユースにおいて概ね高評価を得ています。
いずれにせよ、シャープ製の耐久性や基本性能の高さは、このようなエピソードからも、うかがい知ることができます。

全体的に保守サポートの能力が安定している

もともと家電メーカーとして地位を確保しているシャープは、機能面だけでなく保守サポートの能力が安定していることも特徴の一つです。
地域差こそありますが、電話後すぐに現場にサービスマンが駆けつけるという声がほとんどのため、対応速度は比較的早い傾向が見受けられます。

技術面では個人差があるという意見も聞きますが、電話などによる担当者の対応には定評があることから、サービス全体として評価する限りは良好です。

他メーカーの高性能化により、画質の面で劣るという評価も聞こえてきた

シャープ製のコピー機・複合機は、オフィスユースに必要なレベルの画質を備えてはいますが、他メーカーと比べて画質が悪いという評価もあるようです。
これは、シャープがコピー機・複合機に対して何を優先してきたかを示す一例と言えるかもしれません。

基本的にシャープのコピー機は、どちらかというと古参中小企業・新興企業向けに「安さ・品質・使い勝手」のバランスを重視した仕様となっています。
また、保守対応が相対的に高評価なのも、ベテランどころの社員が多い会社を視野に入れてのことだと考えられます。

その分、古くからコピー機・複合機にかかわってきたゼロックスや、カメラの分野などで画質にこだわりのあるキヤノンに比べると、画質の面で評価が下がってしまうのは致し方ないのかもしれません。

ただ、シャープがコピー機・複合機の性能バランスに優れているメーカーであることは、これまで述べてきた通りです。
あくまでも、画質を重視する場合は別メーカーの方が有利な場合があるというだけですから、参考程度に考えておきましょう。

この記事のまとめ

家電メーカーとして認知されていたシャープは、そのノウハウを活かし、コピー機・複合機事業でも「使いやすい」機器を製造してきました。
コンビニなど、精密機器を配置するには向かない環境でも、安定したパフォーマンスを維持しており、その耐久性や使い勝手の良さは多くの会社で評価されています。

その分、他の大手に比べて画質の面で劣るなどのデメリットはありますが、保守メンテナンスの対応力も高く、はじめてコピー機・複合機を使用する場合には、オススメできるメーカーの一つです。

いわゆるコスパを考えた時には候補となるメーカーである事は間違いありません。
「価格も安く手に入れて、長く使いたい」とお考えの方は、検討の価値があるメーカーと言えるでしょう。

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