複合機メーカーとして見た京セラ
低価格を武器に価格破壊を起こしたメーカーです
複合機の出荷台数が下がっているにも拘わらず、販売台数を伸ばしています
元々は「コピーの三田」のキャッチコピーの三田工業を京セラが買収し、京セラドキュメントソリューションズとして今に至ります
2010年前半くらいまでは、安かろう悪かろうのイメージが強かったが、
モデルチェンジをする度に性能が向上しております
特に2016年発売のTASKalfa6052ciシリーズで、コンパクトかつ高性能・高画質が実現しました
コンビニエンスストアであるデイリーヤマザキ全国約1,300店舗へ納入しており、実績も出始めています
コンビニのコピー機に求められている「安定性・操作性・低コスト」が京セラで実現できるという事が理解できると思います
京セラドキュメントソリューションズ ホームページ
時代のトレンドに合わせ進化するマルチコピー機を「デイリーヤマザキ」全国約1,300店舗へ納入
https://www.kyoceradocumentsolutions.co.jp/news/rls_2018/rls_20181003.html
2019年2月にTASKalfa6052ciシリーズの後継機種であるTASKalfa6053ciシリーズを販売しております
コンパクトかつ高性能・高画質に加えて、機能性と画質が進化しました
京セラのコピー機の価格相場は
京セラの一番のウリは、高耐久性によるカウンター料金が安く出来る事です
これによって、ランニングコストを下げる事で、大手御三家(リコー、キャノン、ゼロックス)に対抗してきました
大手御三家は、基本的にはメーカー直販が中心。
京セラは、販売店による販売でシュアを伸ばしてきております
従って、基本的には低価格路線だが、販売店次第で値段が変わる可能性が十分にあると言えます
本体定価一覧表 京セラVS大手御三家
京セラ | リコー | キャノン | ゼロックス |
---|---|---|---|
TASKalfa3253ci | IM C3000 |
imageRUNNER ADVANCE |
DocuCentre-VII C3373 PFS |
1,680,800円 | 1,650,000円 | 1,650,000円 | 2,180,000円 |
参考:各メーカーのおすすめ構成をもとに参照
リコーのページ
気になる価格相場
本体価格 | カウンター料金 | |
---|---|---|
大手御三家 | 高め(年度末に特価出る時がある) | 高め(時価・価格交渉には申請がいる) |
京セラ | 安め(メーカーに対する販売店の交渉力次第) | 安め(販売店の裁量) |
※他の販売店で、低価格をうたっている所がありますが
実際は、5年リースだった所を6年リースにしている例がネット・実売両方で見受けられます
支払回数60回を72回にしているので、1回の金額が安く見えて当たり前です
複合機コピー機の法定耐用年数は5年です
オフィス桃太郎では、お客様から要望ない限りは「5年リース」で提示しております
サポート体制から見た京セラ
あるあるの話ですが、サービス拠点数で有利不利を比較する事が多いと思いますが、基本的にはそれ程重要ではないと思います
例えば、車を買うときを考えてもらればわかりますが、サービス拠点数の差で買うメーカーを決める方はいらっしゃいますでしょうか?
1000人いて、1人いるかいないかでしょう。
京セラもそこのところは考えております
まずコンセプトとして
「そもそも壊れない耐久性の高い機械」
「故障させない為の予防処置」
「起きた時に的確な対応が出来る体制」
詳しくは、メーカーのカスタマーサービスを参照ください
「京セラのカスタマーサービス 〜人×プロセス×ITの力でお客様の課題を解決〜」
https://www.kyoceradocumentsolutions.co.jp/products/service/customer_engineering
第三者の評価
京セラが米国調査機関BLIの「Most Reliable Color Copier MFP Brand」を受賞
以下、京セラのホームページから引用しております
京セラドキュメントソリューションズ(社長:伊奈 憲彦、以下、当社)は、ドキュメント機器に関する米国の独立調査機関であるキーポイントインテリジェンス社−Buyers Lab(以下、BLI)のReliability Awardsにおいて、最も信頼できるカラー複合機ブランドとして「Most Reliable Color Copier MFP Brand」を受賞したことをお知らせいたします。
全ての項目で10点満点を獲得
BLIは、2012年から2018年までの6年分に相当するドキュメント機器の評価データをもとに、各社の製品ラインアップから数百台の機器を審査しました。対象はカラーA3複合機の製品カテゴリーに属する全機器で、ミスフィード回数、サービスコール回数、そして総合的評価などが調査されました。その結果、当社の製品はすべての項目において10点満点を獲得しました。BLIの複合機・プロダクション部門、副ディレクター、ジョージ・ミコライ氏は、「京セラのカラー複合機はすべての面で信頼性が高く、どの機器も各項目で10点満点を獲得しました。ミスフィード率が低く、サービス回数も少ない京セラのカラー複合機はユーザーの生産性を維持するように設計されています。」と述べています。
複合機コピー機の京セラまとめ